第28回石井十次賞贈呈式に続き、37回目となる石井十次生誕記念式典を開催。式典では町内の小中高校生3人が十次への思いを作文にまとめて発表しました。十次の精神や生き方を高鍋町の子どもたちに継承してもらいたいと設けた石井十次なわのおび賞の第4回贈呈もおこないました。

高鍋東小学校5年の松浦百花さんは、十次が医者になることを断念し新しい道を選んだように、がんばるぞという気持ちで勉強などに取り組み、デザイナーになるという夢をつかみたいと思いを述べました。

高鍋西中学校3年の野崎健人(たける)さんは、十次が残した言葉「信・愛・和」を忘れずにこれからも生活していきたいと決意を述べました。

3人目として登壇した高鍋高等学校3年の福島萌花さんは、「為せよ、屈するなかれ。時重なればその事必ず成らん」という言葉を引用し、十次の行動力、そして困っている人に手を差し伸べることのできる優しさに強いあこがれを抱いているとし、これからもこの精神を基に、活動を続けていきたいと力強く語りました。