第27回石井十次賞贈呈式に続き、36回目となる石井十次生誕記念式典を開催。式典では町内の小中高校生3人が十次への思いを作文にまとめて発表しました。十次の精神や生き方を高鍋町の子どもたちに継承してもらいたいと設けた石井十次なわのおび賞の第3回贈呈もおこないました。

高鍋西小学校5年の加藤睦崇さんは、なわの帯のエピソードや医者の道を選ばず福祉の道に入ったことを自分にはまねができないことだとし、十次のように自分で決めたことをあきらめずにやり続ける人になりたいと述べました。

高鍋東中学校2年の西方証心(にしかた・しょうしん)さん(写真)は、なわの帯のエピソードから自分が正しいと思ったら人のために行動できる人になりたいとし、将来は世界で活躍でき、多くの人の心を動かせる人になれるよう根気よくがんばりたいと述べました。

3人目として登壇した高鍋農業高等学校3年の藤本亮太さんは、十次のように「すべての人に慈悲の心を持って接する」「勇気を持って行動ができる人になる」ことを実行したいと熱弁。会場から温かい拍手が送られていました。